ご挨拶
2023年(令和5年)の年が明けました。コロナ禍の中で迎える新年にあたり、市民の皆さまのご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。
第4回定例会が12月22日に終了しました。今議会では市の不適切事務にかかる質疑がどの会派からもありました。職員が期末・勤勉手当の源泉所得税の納付期限を誤り、延滞税などおよそ約5000万円が課された問題で、代表質疑では「市政の信頼が損なわれている」など、市長への質問が相次ぎました。1回のみの納付遅れであれば不納付加算は発生しないが、過去1年以内に下水道事業において顧問弁護士への委託料支払いにおける、源泉所得税の納付遅れが発生していたことがあり、不納付加算の納付が免除される規定が適用されなかった。 この約5000万円の延滞税を納付するための補てんとして一般会計補正予算が計上されました。また、市長・副市長の給料の減額50% 3ヵ月が提案されましたが、市民の税金を基に延滞税が納付ことになることへの理解が得られない中、公明党仙台市議団は12月2日に緊急要望を行いました。
今回の不適切事務は@事処理内容の理解不足A事務担当のみに任せきりの体質B全ての事務は市民サービスに直結しているとの意識不足等が要因と考えられます。
市役所の信頼回復には全庁一丸となって改革に取組む必要があります。これからも二元代表制の議員として行政監視にあたってまいります。
鈴木 ひろやす
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