一人を大切に! 国際都市・仙台をめざして 仙台市議会議員 鈴木ひろやす
仙台市議会議員 鈴木ひろやす「議会報告」
宮城県仙台市太白区
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令和2年度第3回定例会:令和元年度決算審査で質疑

 令和2年第3回定例会では令和元年度決算審査で質疑に立ちました。
 コロナ禍で全国的に自死に至る方々が増加傾向にあります。一人じゃない、一人で悩まないでと、身近なところから伝えること、行政の相談につなぐなど、様々なかたちで自死に至らないように防止する対応を質しました。

 

決算での質疑

 

【問】自殺対策という部分では、コロナ禍という今の状況で、地域も含めて様々な方々としっかりと支え合うということが大事なポイントである。そういう中において、WHOの自殺報道のガイドラインにもあるが、「あなたは一人ではない。そばにいるよ」と声をかけること、手を差し伸べることが大切であるということも言われている。これは当然だと思うが、一方で自殺の報道、いまは著名人の方々が亡くなっているような報道が多数出ているが、WHOの自殺報道のガイドラインの中では、報道を過度に繰り返さない、自殺に用いた手段については明確に表現しない、発生した現象や場所の詳細は伝えない、これらがやるべきではないこととして挙げられている。そういう中で今ほども答弁いただいた、コロナ禍の中での対策対応をしっかりと行っていかなければならないというところにおいては、命を守る相談、そしてまたLINEの活用等々もある。是非こういった時だからこそ市長においては、メッセージをしっかりと送っていただく、そしてまたその周知をぜひとも様々な形で、例えばせんだいtubeなどを使ってやることは、今こそ大事な時ではないかと思うが、この点について自殺対策についての市長のご所見を伺う。

【答弁:市長】このたびのコロナウイルスは、私たちの暮らしにあらゆる面で大きな影響を与えております。自死の予防につきましては、これまでも、答弁がありましたように平成31年の3月に策定いたしました自殺対策計画の理念に掲げました、誰も自死に追い込まれることのない仙台の実現に向けまして、相談体制の整備などさまざまな取組みを行っているところでございます。
 これからも私は市民の皆さま方の安全安心な暮らし、これを守るために、あらゆる努力をしていかねばならないと考えております。
  コロナ禍で不安を感じていらっしゃる方も多くおいでだと思います。さきほど鈴木委員からも、支え合いということも大切だというお話、改めてご紹介がございました。ぜひ、一人でお悩みになっていらっしゃる方がおられれば、一人で抱えこまずに相談をしていただきたいというふうに思います。
 そして、早く支援機関につなげてゆくということも大切ですし、身近にいる方が変化に気づけば、お声をかけていただくようなこともしていただきたいと存じます。何よりお話にあったように私自身も、皆様方に寄りそったメッセージを積極的に発信できるように努めてまいりたいと存じます。


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