第3回定例会が終了しました。代表質疑では公明党仙台市議団から2018年度に重点配分された予算の執行状況、中心部への復興メモリアル施設整備、いじめ再発防止対策の徹底のあり方や条例提案された地球温暖化対策、道路照明灯の電気料金過払い、未払い問題の責任と再発防止策等について質疑。また、一般質問には24名が登壇しました。新人議員多くが登壇し、自らの主張を市役所執行部へぶつけ質疑しました。
私も決算・一般会計補正予算等審査特別委員会において道路照明灯問題での、集中質疑、及び分科会・全体会で質疑に立ちました。質疑の一部を抜粋して報告します。
【道路照明灯問題】
問:奥山前市長は「在職中に事態が把握できれば良かった、市長というあったものとして、責任はあるとおもっている。穴埋め案を示してもらえば前向きに考える」としています。穴埋め案なるものを伝える用意はあるのか、また市長自らが行動して伝えることを行うのか。
答(市長):退職されました特別職あるいは管理職の職員の方々に対しましては、これまでの経過、そしてまた補填の仕組み、枠組み、その金額など含めまして、私の考えを文章にしてお伝えいたしまして、補填の趣旨について御理解いただいて、御協力いただけますように働きかけてまいりたいと、このように考えております。
問:東北電力との和解は成立しても、市民との和解は成立していないのではないか。市民との和解はどう考えているのか市長に伺います。
答(市長):鈴木委員、重要なところを御発言いただいたと思います。私といたしましては、二度とこうした事案が発生しないように、これまでの経緯や再発防止策の徹底について、市民の皆様方に御理解が得られるべく努めてまいらねばなりません。また、職員のコンプライアンス意識、それからまた組織風土の改善、これに全力を尽くして、一日も早く市民の皆様方の信頼を回復すべく努めてまいりたいと、このように思います。
【その他の質疑項目】
○LED照明灯への委託導入前に問題掌握できなかったのか
○東北電力への厳重注意はされたのか
○職員が職務への取組みを萎縮しないようにすることへの配慮
○コンプライアンス意識と遵守
【全体会】
問:2019年度版には「マイ・タイムラインを作ってみよう」というページがあります、家庭においても避難計画を作ってほしいと思いますが、活用状況はいかがでしょうか。
答:「マイ・タイムライン」(わが家の避難計画)の作成につきましては、今年度の防災タウンページや本市ホームページへの掲載、また、各地域における防災講話を通じまして、今年の9月より新たに啓発を行ってきたところであります。この度の台風19号によって「マイ・タイムライン」の必要性・重要性が更に認識されたものと考えており、今後、より一層市民の皆様への普及啓発に努め、適切な避難行動につなげてまいります。
台風19号が県内を通過しての質疑となりましたので、太白区で大きな被害があった旧笊川からの越水による被害対応を質しました。
問:2014年関東・東北豪雨を受けて、樋門閉鎖による越水を回避するために国交省の排水ポンプ車の出動要請をすることのルールにしました。ポンプ車は出動したのか。また何時に現場に来たのか。
答:排水ポンプ車につきましては、10月12日午後9時20分に旧笊川の水位が北目橋観測所で氾濫注意水位の2.7メートルを超え、笊川樋門のゲートを閉じることが予想されたことから、本市から午後9時25分に国土交通省に対し排水ポンプ車の出動要請いたしました。排水ポンプ車は、酒田河川国道事務所から派遣され、10月13日午前3時30分に現場に到着しております。
問:2014年関東・東北豪雨の経験、旧笊川下流にある水門を閉鎖時には排水ポンプ車を要請して遊水池から排水するとしていたルールも活かされなかった、今後どのような対応が必要になるのか。
答:旧笊川の越水対策につきましては、国が笊川樋門を閉鎖し、旧笊川の氾濫注意水位である2.7メートルを超え、沿川で浸水が想定される場合、国に排水ポンプ車の出動を要請することとしておりますが、台風19号の対応にあたりましては、樋門閉鎖前に出動要請を迅速に行い対応したところでございます。
しかしながら、今般の台風の被害を踏まえますとポンプ車による対応では不十分であり、引き続き県に対し排水機場の整備を要望してまいりたいと存じます。
【分科会での質疑】
○災害時備蓄品
○2018年度組織設置されたいじめ対策推進室
○災害援護資金の償還
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