一人を大切に! 国際都市・仙台をめざして 仙台市議会議員 鈴木ひろやす
仙台市議会議員 鈴木ひろやす「議会報告」
宮城県仙台市太白区
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平成30年度第一回定例会・一般質問に立ちました。

3月14日に仙台市議会第1回定例会が終了しました。今議会では平成30年度の仙台市予算を議論する予算等審査特別委員会も行われました。定例議会は終了したものの、予算においては交通局の新年度事業について継続審査を求める動議が出され、4月以降に再審査される状況です。また、今議会では審議の中の発言をめぐり、懲罰特別委員会を設置することになり、この委員会の副委員長として現在も審議が継続しています。

第1回定例会では、一般質問に立ち、地域交通の課題、高齢者の一人暮らし対策、防災用品整備、生活困窮者自立支援事業、市営住宅の課題等について質しました。また。予算等審査特別委員会では、新設される「いじめ対策推進室」について、また仙台市中央卸売市場の今後の品質管理について質しました。以下抜粋して掲載します。

《一般質問》
問:地域で考える地域交通のあり方について取組む時、本市においても地域と連携しながら、運行に向けてサポートする体制を確立することも必要ではないでしょうか。ご所見をお伺いします。併せてその支援の中で地域交通を実現しようとする、地域団体への活動支援としての助成金の仕組みもあってよいと思いますが、ご所見を伺います。

答:地域交通を運行するためには、交通に関する様々な知識や関係機関との調整など必要であり、住民の熱意だけで進めるのは難しいのが実情でございます。そのため本市といたしましては、立ち上げ段階での支援が重要であるという認識のもと、新年度より、運行計画策定などの技術的支援を行う専門家の派遣や、試験運行費用の助成などを行ってまいることとしております。今後深刻化する高齢化を見据え、本市も住民の皆様とともに、解決方法を見出す努力を重ねながら、地域交通支援制度の充実に向けた検討を、さらに深めてまいります。

 

問:今後救助用担架については階段等も楽に搬送避難できる、空気応用担架エアーストレッチャーも加えてはいかがでしょうか。また、東日本大震災の経験を踏まえ、助成対象の防災用品の見直しも必要ではないかと思いますが、伺います。

答:防災用品の品目につきましては、平成8年に一部品目の見直しを行ったところでございますが、現在、様々な防災用品も開発されておりますので、その開発状況や町内会の皆さまのご意見などを踏まえながら、防災用品の品目の見直しも含め、助成のあり方について検討してまいりたいと存じます。

 

《予算等審査特別委員会》
〇いじめ対策推進室について
問:平成30年度より設置される、いじめ対策推進室の役割をどう考えているのか伺います。

答:いじめ対策推進室につきましては、本市のいじめ対策に係る施策の客観的な検証や調整、関係機関との連携強化、いじめ防止に係る条例制定に向けた検討、相談機能の強化などの役割を担うこととしておりまして、この組織が中心となり、全庁的ないじめ防止に向けた取り組みを推進してまいります。

 

問:SNSによる相談対応は、いじめ対策推進室で受けるようにして、相談窓口を1本化すべきと考えるが、伺う。

答:いじめに関する相談については、新組織においても機能を持つことになりますが、教育委員会におけるいじめ相談など、現行の相談窓口の機能を充実させていくこともあわせて求められていると考えております。
SNSを活用した相談については、新年度より、まずは教育委員会において取り組むことになりますので、その利用状況などを見極めてまいりたいと思います。

 

問:子どもの人権への対応も対策室の中に入れる必要があるかと思う。その上で、情報の一元化を行い、いじめの重大事態にならないように対策をしていく、これがいじめ対策推進室に与えられた役割ではないかと思うが、所見を伺う。

答:新年度、子供未来局に新しい組織ができることになります。新しい組織としては、いじめ対策などの検証、それから庁内・庁外の色々な組織との連携ということでスタートするということになります。条例のお話、それから専門家会議からの色々な提言もございましたので、そのようなことも含めて、検討していくということになろうかと思います。併せて、人権というお話もございました。新年度については、市の組織として、まずいじめ対策に注力するということで、いじめ対策ということでの組織をスタートしていくことになりますけれども、その中で、様々検討していくことにおいて、子どもの人権といった部分についての検討もされていく場面もあるかと考えております。
いずれにいたしましても、子どもたちが学校、あるいはそれ以外の場で生活していくことになりますので、そういったところでいじめが起こらないようにということが、皆様の気持ちかと思いますので、そういったいじめ防止につながるような、色々な施策が、様々な連携のもとにできますように、新しい組織でしっかりと対応していきたいと考えております。


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