≪三月二十一日から二十七日にインド洋大津波で被災国となったスリランカ調査視察を踏まえて、宮城県沖地震対策について多岐に渡り質問しました。≫
◆津波対策について
【問】市内において海岸や河川敷に隣接する地域の津波対策には、どのような取組みを実施するのか。 《答》七北川及び名取川の津波の遡上が考えられる、この地域における河川敷利用等に対する対策として、屋外拡声器を平成十七年度において増設工事を行う予定になっています。
【問】津波避難に際して、津波非難ビルの指定をすべきではないか。
《答》今般、国から津波避難ビルに関する指針も示されました。市民や企業に対する広報に努めるとともに、周辺企業に対しても津波避難ビルとしての協力が得られるよう取り組んでまいります。
◆宮城県沖地震対策について
【問】震災において家が倒壊して際に、地域コミュニティーを考えた応急仮設住宅について地域防災計画に反映すべきではないか。 《答》応急仮設住宅建設においては、市有地を候補地として選定しておりますが、現在ある候補地に限らず、公園等の市有地や場合によっては民有地等も視野に入れ、新潟県中越地震でのケースを踏まえ、地域コミュニティーが維持できるよう配慮することを、地域防災計画に反映してまいります。
◆その他の質問
・ 公の施設に対する避難誘導マニュアル等の整備について
・ 災害発生時におけるエレベーターの安全対策について
・ 救助活動における「サイレントタイム」について
・ 開かずの踏切対策について(中田西浦踏切)
・ 学校における減災教育について
・ 学校屋内体育館の耐震対策について
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