一人を大切に! 国際都市・仙台をめざして 仙台市議会議員 鈴木ひろやす
仙台市議会議員 鈴木ひろやす「議会報告」
宮城県仙台市太白区
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平成25年度第1回定例会予算等審査特別委員会 議会報告

平成25年度第1回定例会予算等審査特別委員会で質疑

平成25年度第1回定例会予算等審査特別委員会で質疑にたちました。
経済費においては、慶長遣欧使節出帆400年関連事業について質疑し以下の項目について問いました。


●慶長遣欧使節出帆400年関連の事業額について

問.国際交流、観光振興も含めた本市全体の事業額について伺う。

答.慶長遣欧使節出帆400年関連事業費のうち、観光関連の事業費といたしましては、使節出帆400年を契機に、伊達政宗公や支倉常長はもちろん、伊達家にまつわる人物やスポット、藩政時代に培われた伝統工芸など伊達の文化を集中的に取り上げ強力に発信していく、観光面での「伊達色(だていろ)」強化の取組みや、観光ホームページによる情報発信に要する経費として、約420万円を計上しております。
また、市民費においては、オペラ「遠い帆」上演に要する経費として、約5,000万円を計上しております。
さらに、教育費においては、10月以降、博物館での特別展に要する経費として、約5,000万円を計上しております。

●仙台文化財サポーターの会との連携について

問.支倉常長などの研修会を実施している仙台文化財サポーターの会との連携があってもいいのではないか。

答.「仙台文化財サポーターの会」は、文化財課が実施いたしましたサポーター養成講座の受講生を中心に、平成22年3月に結成されたボランティア団体でございます。仙台の歴史文化遺産の保護・活用を図ることを目的とし、各人の得意分野等を活かしながら、複数の部会を設け、自主的に見学会や研修会を実施しております。また、文化財課の主催行事でございます「文化財展」に等における展示品の解説などにもご協力頂いているところでございます。
委員ご指摘のとおり、昨年秋には、支倉常長の墓と北山五山を訪ねる研修会を実施するなど、仙台の歴史文化遺産を広める取組みなども実施しております。
私どもといたしましても、このような団体からのご支援は非常に有益なものと考えておりますので、今後さらなる協力関係の構築について検討してまいりたいと考えております。

●関連事業窓口の一本化について

問. 支倉常長慶長遣欧使節出帆400年に関連することは他局にまたがっている。開府400年の記念事業の際には総務企画局が軸となり関係部局との調整を行ってきた。この度も3ヵ年にわたる重要な事業である。途中から総務企画局が担当となっては混乱してしまう。ぜひ25年度から実施してほしいものと考えるがいかがか。市長の所見を伺う。

答. 支倉常長慶長遣欧使節出帆400年に記念します様々な事業の取組みにつきましては、使節は大変長い年月をかけて渡航しローマに及び、また帰国までにも長い年月を要しております。本市においても設けられております委員会の場において宮城県全体として、または本市として取り組みます様々な事業について調整を行いながら、その要には総務企画局も必要な限り参画することを旨として長期にわたる事業のPRとして取り組んでまいりたいというふうに考えるところでございます。

教育費については、発達障害児への教育局としての対応について質問しました。

問.文部科学省において、平成24年度に発達障害の可能性のある児童生生徒に関する調査を行っていますが、どのような調査であったのか伺う。

答.文部科学省が行ったのは、「通常の学級に在籍する発達障害の可能性のある特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する調査」であり、平成24年2月から3月にかけて、被災地である、宮城、岩手、福島の3県を除き、全国から抽出された公立小・中学校1200校、約5万3千8百人の児童生徒を対象に実施したものでございます。
その分析結果によりますと、「学習面または行動面で著しい困難を示す」とされた児童生徒が6.5%おり、また、そのうちの4割近くが、個別指導などの支援を受けていない、ということなどが示されております。

問.LDの中でも、読み書きにとりわけ困難を示す障害は、ディスレクシアと呼ばれている。ディスレクシアという障害の状態はどのようなものか?

答.ディスレクシアは、一人ひとり状態が異なりますが、例えば知的能力や理解力には遅れがないにもかかわらず、文字を読むことが苦手で、行を飛ばすなど読み間違いが多い、あるいは、読む速度が極端に遅い、文字を書くときに左右を間違えてしまう、漢字の偏とつくりがばらばらになり、文字の形が取れない、など文字の読み書きに関して特に困難がある状態を示すものです。

問.LD等通級指導教室を各区の小学校1校、中学校1校程度に増設することが必要だと考えるが、今後どのように取り組んでいくのか。

答.LD等を指導対象とする通級指導教室は、年々指導児童生徒数が増える傾向にありますことから、今後、設置のあり方について見直していく必要があると考えております。
また,言語障害を対象とした通級指導教室におきましても、一部、発達障害の子どもを指導対象としておりますことから、LD等と言語障害の通級指導教室の役割の整理を検討することや、地域に指導の対象となる児童生徒がどのくらいいるのか、潜在的ニーズを精査することなども行って参りたいと考えております。

消防費については、下記の項目について質問しました。

●津波情報伝達システム屋外拡声器について
●モニタリングポスト整備について

問.モニタリングポストの早期整備について市長の認識を伺う。

答.国や県でもモニタリングポストを設置し、観測結果を情報提供することになっておりますが、仙台市内には一箇所しか整備されておりません。市域面積の広い本市にとりまして、全体の状況を把握するには甚だ不十分でございますので、原子力災害対策の最も基本的かつ重要な設備としてモニタリングポストを整備することとしたものでございます。今後、速やかに整備方針をとりまとめ、早期の整備に努めてまいります。

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