鈴木ひろやす「東京都防災センターを視察 2004.10.28」
10月28日の東京都防災センターを視察しました。震災だけでなく、風水害、火山災害など、東京に大規模な災害が発生した場合には、都知事を本部長とする東京都災害対策本部が組織されます。東京都災害対策本部は、区市町村の災害対策本部、東京消防庁、警視庁、各指定地方行政機関、各指定公共機関、各指定地方公共機関と連携して災害対策にあたる。その砦となるのが、新宿区西新宿の都庁第一本庁舎にある「東京都防災センター」(平成3年オープン)です。関東大震災級の地震にも耐えられる耐震設計で、備蓄燃料のみで3日間、センターで必要な電力を供給できる自家発電装置があります。メインの災害対策本部室は面積413平方メートル。庁舎の8階と9階を吹き抜けにし、107名が一箇所で会議できるよう、2面の200インチスクリーン、地図標示盤、状況標示盤が壁面に設置されていました。また、要員確保のため、徒歩30分圏内に約200戸の災害対策職員住宅を配置しているなど、様々な防災のための工夫をしていました。
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